こちら海抜0.1m!

いつの間にかベンチャーに移ってました。住んでるところは海抜0.1m。会社のステージもまだまだ海抜0.1m。

最近気になる起業キーワードは、EdTech(エドテック)とFinTech(フィンテック)

EdTechとFinTechって聞いたことありますか?

EdTech(エドテック)は、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。
FinTech(フィンテック)は、Finance(金融)とTechnologyを組み合わせた造語です。
ともにテクノロジーの進化を背景に、教育分野と金融分野を改革していこうというものです。

欧米、そして中国を中心にEdTechとFinTech分野の起業が相次いでいます。ともに日本では遅れており、残念ながら大きく差をあけられています。

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しかし、ここへ来てようやく日本も動きを見せるようになってきました。

 

EdTech(エドテック)

学校現場では2020年までに1人1台の情報端末の配備の目標が掲げられ、EdTech分野に大企業の参入が相次いでいます。

先手を行くのはリクルート。受験サプリで市場をけん引し、Quipper社の買収、Udacityとの提携など買収や提携によって市場拡大を図っています。

次に続くのはベネッセコーポレーションソフトバンクとの合弁でClassiを立上げ学校向けに教育コンテンツを提供しています。また、社会人向けにはUdemyと業務提携を行い、オンライン教育市場を狙っています。

その他、KDDINTTグループなどがEdTech分野で覇権争いを行っています。
これからの市場拡大が楽しみです。まだまだ市場の隙間が狙えそうです。

 

FinTech(フィンテック

日本のFinTech企業といえば、マネーフォワードとFreee(フリー)が先陣を切っていますが、まだまだ市場開拓の余地が残されていると思っています。

ビットコインなどの仮想通貨系、AMAZONやLINEも参入してきたオンライン決済系、クラウドファンディングの分野などまだまだ市場を席巻している企業は現れていない。

この分野はとくに日本では遅れていると言われている。強固な銀行業法などの法律によって自由にビジネスができないことが原因だろう。

しかし、最近では政府主導で門戸が開かれそうな気配もある。日本には、SuicaEdyNanacoなど電子マネーでは他国よりも決済金額の多い分野もある。

一度火がついてしまえば一気に市場が広がりそうな予感もする。セキュリティや法律など越えなければならないハードルは多いが、市場を押さえられると大きな利益が見込める分野だろう。