こちら海抜0.1m!

いつの間にかベンチャーに移ってました。住んでるところは海抜0.1m。会社のステージもまだまだ海抜0.1m。

インターネットを使ったサービスって「マネタイズ」が難しいよね。。。。今日のお題は、収益モデルとマネタイズ。

インターネットを使って、起業や新規事業を手がけてみようと考えることは多いと思います。可能性は無限大。しかも、参入障壁が低いものもいっぱいありそうだ。初期費用は少なくて済むし、人員投入も少なくて済みそう。

最近の上場事例を見ても、インターネット関連ばかりが目立つ。アイデア次第では大化けしそう。

でも、そんなに甘くないのがインターネット関連事業の実情。いったい何が難しいんでしょうか?それを考えてみましょう。

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一番難しいのは「マネタイズ」

マネタイズ?そう英語で書くと"Monetize"です。

意味を辞書で調べてみましょう。

dictionary.goo.ne.jp

 

[名]無収益のサービスを、収益を生み出すサービスにすること。

無料ネットサービスの収益化、無償コンテンツの有料化や広告収入モデルの確立など。

もともとは、通貨基準を定める、貨幣を鋳造する、を意味するとのこと。

 

「インターネット関連事業をお金に換える」、これが一番難しいんです。

 

インターネット関連事業をお金に換える4つの方法

インターネット関連事業をお金に換える方法は次の4つがあると言われています。

  1. 広告収入モデル
  2. 課金収益モデル
  3. マッチングサービスモデル
  4. Eコマースモデル

 

①広告収入モデルは、その名の通り広告を掲載することで収益を得ます。

アクセス数がものすごく集まるサイトでは事業として成り立ちますが、そうでなければおこずかい程度しか稼げません。GoogleやYahoo!が多くのサービスを無料で提供しているのも広告収入が見込めるからですね。


②課金収益モデルは、まずは無料で広く顧客を開拓し、一部の人からお金を取るという「フリーミアムモデル」の典型です。

ほとんどのインターネットサービスは情報なども含め無料、というのが既成事実のように広まっていると思います。
サービス料や情報料がたとえ100円だったとしても躊躇する方は多いと思います。スマホアプリでも、有料にすると一気にダウンロード数が減るとも言いますし、あれだけ使われているEvernoteなんかも課金顧客を得るのにとても苦労していると聞きます。


③マッチングサービスモデルは、「売りたい人」「買いたい人」とをつなぐプラットフォームを提供し、そこでの仲介料を取ることで利益を上げるモデルです。

先行者利益のあるモデルで、楽天Yahoo!、メルカリ、リクルートなどが提供していますね。プラットフォームを押さえると非常に強力ですが、非常に競争が激しいです。

 

④Eコマースモデルが、一番イメージしやすいし、マネタイズしやすいモデルだと思います。ただ、価格比較が行われるのでコモディティされた商品の販売は非常に薄利となっています。

 

現在のインターネット関連事業は、およそこれら4つのモデルに分類されると思います。インターネット関連事業を始めるにあたっては、どのようにマネタイズするのかをしっかり検討したうえで参入を決意することが必要です。