こちら海抜0.1m!

いつの間にかベンチャーに移ってました。住んでるところは海抜0.1m。会社のステージもまだまだ海抜0.1m。

サラリーマンが独立起業するためのお金の貯め方、タネ銭の作り方を考えてみよう

サラリーマンは、毎月の収入が決まっている方がほとんどだと思います。
もちろん残業代や臨時ボーナスが入ったり、働き次第でインセンティブががっぽりという方もいるとは思いますが。社内ではなく、独立起業のためにはどうしてもお金が必要となります。

一応米国公認会計士の資格を保有しており、お金の相談などにも乗ったりしているので、その観点からサラリーマンがどうやってお金を貯めるべきか論を書きたいと思います。

ちなみに収入はほとんど固定、だから支出を押さえよう的な考えで、お昼ご飯代をケチったり、遠出を控えたり、飲み代を減らしたりしたってたかが知れてます。

そんなことじゃ絶対にまとまったお金は捻出できません。

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まずはやっぱり現状把握から

まず大事なのは、自分の収入がいくらなのかをしっかり把握します。

毎月、自分はいくら稼ぎがあり、そこからどれだけ税金などが控除されているかをしっかり確認しましょう。

やり方は簡単です。お給料明細をまじまじと見てください。それだけです。

 

次に支出額を確認しましょう。

これは、預金通帳とクレジットカードの利用明細を1か月分でいいので用意すること。
これだけでおおよそ自分の現状把握ができるはずです。

これらをいったんエクセルに入力してみましょう。

入力が完了したら、それらが毎月固定的に発生するものなのか、金額が変動して請求があるものなのかを分類しましょう。

 

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削減ターゲットは固定費

本気でお金を貯めようと考えるのであれば、変動費を削るのではなく、固定費の削減を目指そう。

 

まずは、無駄の代表例、車。これは贅沢品の何物でもありません。便利なのはわかるが。

では、自動車の維持費を考えてみましょう。

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ほげー、年間60万円。毎日車通勤の人なら仕方ないですが、都会で電車が整備されている人にとっては贅沢。子供がいるから、とか、毎週の買い物が、とか、確かに便利なのはわかります。

でも、これを1年で30万円タクシーを贅沢に使っていい、という発想に変えるだけで、年間30万円削減できます。

 

次に携帯を中心とした通信費。

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これで初年度だけでも年間約10万円節約。

 私のおススメSIMフリー携帯はこちら。これで十分。今は最新版が出ててPrior 3もあるようです。それも12,800円。一括購入でですよ!!

 

その次は、生命保険料。

まず、生命保険がなんのためにあるのかを再確認。

自分が死んでしまったときに、家族が路頭に迷わないためのもの。ちなみに60歳までに死んでしまう確率は日本では5%未満と言われています。

5%未満の可能性に賭けて複利で考えたら数千万円を費やしてしまう日本人。もったいない。

まず自分の所属している会社に、団体生命保険(医療なども)の制度があるかどうかを確認してみよう。そのうえで、厚生年金保険にちゃんと会社が入っているまっとうな会社かを再確認してみよう。もし、18歳未満の子供がいたとしても、厚生年金だけでかなりカバーされることがわかります。

そこで足りない分だけ賄えるようにする。これだけ見直すだけでも人によっては、年間5万~20万ぐらい節約できます。

 

そして、スポーツジムも本当に必要か検討。毎月払いじゃなくて、単発利用にしてみたら?自分の住んでいる自治体のホームページを見たら健康振興分野でちゃんと整備されてたりします。

 

さらには、一番の大物、自宅の家賃もしくは住宅ローンの見直しへ。
ここは本気度が試されます。どこまでタネ銭を必要とするかもありますが、固定費削減の目玉となります。少し郊外に住んでみる、実家に住んでみるだけでお金はみるみる貯まります。

 

そのうえで、確定申告をする、税金の仕組みを知る、というのが最も大切なお金の貯め方となります。この点はこのシリーズの第二回目で記載します。

 

また個人・家計の財務諸表をつくってみたい。さらには年間予算計画を作ってみたい方はご相談ください!