人生100年時代になにを考えどう生きるべきか。
人生100年時代。
いま42歳。随分歳をとったなぁと思いつつも、実はまだ半分も生きていないのかもしれません。
仮にあと半分だとして、約40年。長いようで短いのか。これからどのように時間を使うべきか、100年時代に必要なことは何なのかを考えてみたいと思う。
100歳まで生きると仮定した場合に考えておくべきこと
まずそもそも死ぬときに、どんな状況でいたいかを考えてみる。
- ぽっくり(寝たきりや痛いのは嫌だ)
- 家族・親類に囲まれている(孤独死は嫌だ)
- あれもやればよかった、これもやっておけばよかった、とはなりたくない
100歳まで生きないとしても、とりあえず「ぽっくり」逝くのがいい。
ずーっと元気だったのに、急だったね。これが最高なのかも。
寝たきりや痛いのを我慢し続けてのたうち回るのは嫌だなぁ。
それに心を病んで、自分が自分と分からない状況で、周りに迷惑をかけるのも嫌だなぁ。生きていても意味がないし。
そう考えると、まず人生100年時代に必要なのは心身ともに「健康」であることではないか。
足腰がしっかりしていて、病気をせず、心も健全を保つ。
【足腰をしっかり保つ】
・必要な筋力を維持する
・よく歩く
・姿勢を正す
【病気をしない】
・健康診断で毎回オールAを目指す
・暴飲暴食をしない
・無駄な脂肪をつけない。血液をさらさらに。
・よく寝る
・体力をつける
【心も健全に】
・友人を多く持つ
・悩みを抱え込まない(相談できる相手を持つ)
・趣味を楽しむ(仕事だけではない人生を送る)
【その他】
・100年生きても十分な資金を持つ
・家族・親類をフォローアップする(家族が病むと自分も巻き込まれる)
・人生でやりたいことリストをつくる
こんなもんかな。
健康であれ、そして十分な稼ぎを持て
健康第一、そして食うに困らない稼ぎを。
今の日本では、サラリーマンは60歳か65歳で定年退職を迎える。といっても、その年令の前に、給与は落とされてしまう。
つまりは50代半ばから、100歳になるまで、50年近くは、それまでに蓄えたお金と雀の涙ほどの年金で過ごすことになる。
長生きはする、だけどお金に余裕がまったくない。
この状況は考えてみるとめっちゃつらい。
時間はあるがお金がない、となると、お金を使わないために出かけなくなる。
出かけなくなると、足腰が弱まる。病気がちになる。もしくは、痴呆になってしまう。
そして、やりたいと思っていたことが実現できずに人生を終えてしまう。
お金がないと、健康も害し、またやりたいことも実現できなくなってしまう。
これはマズイ。
健康と同じぐらいお金は必要そうだ。
本業以外の収入を得る訓練を
タイムリミットは50代半ば。おそくとも定年までに、本業以外に収入を得る訓練をする必要がある。
そうでないと、貯蓄を切り崩し続けて、残高が0になると、信頼のおけない年金頼みになってしまう。これでは人生100年時代を生き抜けない下級老人確定だ。
日本全体で、会社に頼る生き方、考え方を改革する必要がある。まさしく働き方改革だ。
長生きする。だけど金はない。今のままだと間違いなくここにいきつく。
会社に頼らずに稼げる力がないと、いくら蓄えを作っていたとしてもいずれ底をつくだろう。
世の中の動向を見つつ、稼げるネタを複数持っていないとこれからホント生きているのが辛くなるんだろうなぁ。
最低限のお金があって、健康体があって、100歳まで生きて、ぽっくり死ぬ。
そのときには家族に囲まれて。
これが人生100年時代の幸せのカタチなのかなぁ。