社内起業家倶楽部

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ベンチマーキングとベストプラクティスの違いってなんだっけ?

他社との違い、新しい商品やサービスの検討や経営パフォーマンス分析でよく使われるベンチマーキングとベストプラクティス分析。

意外と間違って使われていたりするのでおさらいしてみましょう。

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ベンチマーキングは同業他社とのパフォーマンス比較

ベンチマーキングとは、同業他社の商品やサービスと自社のものを比較するマネジメント手法です。

顧客による企業のパフォーマンスの評価に直接あるいは間接的に影響を与えるものを尺度として測定し、それを競合他社と比較します。

ベンチマーキングは、元来靴修理の職人が、お客様の足を測定する際に、足を「ベンチ」に乗せてもらい、その形をなぞって「マーキング」することで、正しい靴のパターンを作ることからつけられたそうです。それを経営分野でも取り入れ、同業他社の経営パフォーマンスにマークをつけて、それと自社とのギャップを分析することに使われるようになったようです。

↓こんな感じです。

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ベストプラクティスは他業界のいいとこどり

ベストプラクティスは、他業界で最高のやり方を行っている実践例を見つけ出し、それに学ぶという課題解決方法です。

同業界でベストプラクティスを探してもいいのですが、あまり比較されることのない他業界や異分野の中にあるもののほうが、画期的であることが多い。というのも、他業界のベストプラクティスは、競合の中にある同業界では実践されていないはずなので、他社との差別化には有効に働きます。

 

具体的にはどのように使うか

ベンチマーキングは他社の商品やサービスのパフォーマンスをそれぞれの項目で比較しますが、ベストプラクティスはすべてを真似るというよりもいいところでかつ取り入れられる部分を切り出して採用するケースが多いのも特徴です。

また、この分析の具体的な進め方は、まず多くの組織と自らの組織を、業績などの結果から比較・測定して、平均かそれ以下の部分はどこかを見つけ出す自己分析を行います。そしてその分野における最高レベルの結果を出している成功事例(ベストプラクティス)を見つけて、自らの組織のやり方とのギャップを分析します。

その後その差異を克服し、さらに上回るための改善策を、策定し、実行するというものです。この活動を繰り返し行うことによって継続的な組織発展が期待できると考えられています。