社会人が資格試験に合格するためにおすすめする3つのコツと勉強法
忙しい合間を縫って資格試験合格を目指している社会人の皆様お疲れ様です。
私自身も一応難関と呼ばれるものを社会人になってから取得したのでそのときのことを書いてみたいと思います。
社会人が資格試験を目指す上で一番難しいことは勉強を続けることです。
だって、忙しいんですもの。仕事も遊びも、いろんなお誘いもあるし。
それに、その資格を取らなければクビになる、という条件が付かない限り、社会人が資格試験を目指すのは、キャリアにプラスになる自己啓発の一種となります。
つまり本気で目指さない限りは、生死に関わるわけでもないのでいつでも諦められるというオプションがついてくるんです。これがとっても厄介。
私も半年程度、資格試験を目指すための学校に通いましたが、毎週毎週受講生は減っていきました。もちろん、学校が始まるまえに一括で授業料は支払い済みなんですよ、みなさん。
自己啓発の一環となると、期限がありません。
できれば早く合格したいけれど、社会人には普段の仕事や生活がある。
仕事は忙しいし、私生活も忙しい。
資格取得を決意したときには、燃えたぎるような想いがあったけれど、日々の仕事や生活のなかでその決意はもろくも消え去り、今日は勉強できないけど、明日やればいいや。
明日になってもやる気は起きないから、そのまた明日にしよう。今週末には必ず、次のお正月休みから始める。。。というように、勉強しない日が続いてしまうと再開するのが億劫になってしまいます。
そこで私自身が実践していた資格試験合格のために勉強を続けるためのコツを3つご紹介します。
1.コマ切れの時間を作り、小さなゴールを作る。
人間の意志は弱い!まずはこれを認識する。
資格取得にあたっては、当然勉強を継続することがとても大切です。
まずは3日続けることが大事。そして勉強を習慣化させることが大事。日常に勉強が入ってくることが大事。
そのためには、分厚い参考書を頭から読んでいくことはおススメしません。
だって、先が長すぎるから。
参考書をぶった切って(本当に分断して)、1日で読める(勉強できる)サイズに切り離すことがおススメです。
そうするとちゃんとやった!感がでます。今日もやりきった。十分勉強した。と自分をほめてあげることもできます。それが続くと勉強を習慣化することができます。
参考書は、きれいに使うよりも、ボロボロにしたほうが愛着がわきます。それに勉強している感がでます。自分の字で、余白に書き込む。これだけで記憶の中に染み込んできます。ぜひ、やってみてー。
2.勉強時間と場所を決める。1週間の勉強スケジュールを作る。
私は、家で勉強するのがとっても苦手なので、必ず外に出ていました。家だとなぜかいろいろ気になって手がつきません。学生時代からなのですが。
なのでもっと言うと、家では勉強しないって決めてました。
それでも一週間で20時間(平日2時間✕5日・土日5時間✕2日)は確保できました。
- 平日朝6:50-7:20 通勤電車の中
- 平日朝7:30-8:30 会社のそばの喫茶店
- 平日夕18:30-19:00 会社のそばの喫茶店
- 土日朝11:00-17:00 自習室
- 土日夜20:00-22:00 サイゼイリヤ
こんなのを毎日休まず3年間も続けてました。結構がんばったなぁ。
飲み会がある日も30分は確保したうえで飲みに行ってました。
これをまずは1か月もやってみれば習慣にすることができます。
1か月もやる自信がない人は3日から。
それさえもやる自信がない人は、資格試験を目指すことをあきらめましょう。
資格なんて取らなくても十分生きていけますし、出世もできます。
3.いい距離感の勉強仲間を作る。
どっぷり仲良し勉強仲間は作る気がしませんでした。
結構な資格マニア的な人がいたり、心配性な人がいたりするので、余計な情報をどんどん提供してくる人がいるんです。
社会人が勉強するゴールは、とりあえず合格すればいいだけなので、超マニアックな、数年に1度ぐらいしか出題されないような問題にまで手を出す必要は一切ありません。
落としてもいい問題は落とし、落とせない問題は絶対に落とさない。
ケアレスミスをしない努力をする。これが大事。合格できるバーすれすれで合格する、これが鉄則です。かの三冠馬、シンボリルドルフは、毎回鼻差で勝ってたらしいです。関係ないか。でもそんな感じで。
いい距離感の仲間は、このことを共有できる人。自習室とかで顔を合わせたら、軽く話すぐらい。頑張らなきゃって意識できるぐらいの人がおススメです。
実際に話す必要もないかもしれません。あの人、今日も来てる。自分も頑張らないと、という意識付けができるだけでいいです。
社会人になって資格取得を目指すことは賛否があるかもしれませんが、やると決めたからには合格したほうがいいに決まっています。自分の自信にもつながります。
ここに書いたことは、資格取得に限らず、英語の勉強などにも生かせると思います。
また、社会人だけではなく学生の受験にも使えると思います。
ぜひ実践してみてくださいね。
またねー