ベンチャー企業の社内ツールってどんなの使ってるの?
エンジニアな会社に転職して1年半が経過しました。これまで大企業でオールドな環境で働いていたので、社内システムの多くはスクラッチで作られたものでした。
が、ベンチャーにはそんなスクラッチで作る金もなければ、作る意味もないので世間に出回っている便利なWEBツールを中心に利用しています。
そこで我が社で使っているツール類の一部をご紹介します。ベンチャーな会社では一般的に使われているものなので多くの人にはふーん、っていう感じだと思いますが、まれに参考になる方もいらっしゃると思うので。。
SLACK
社内のチャットツールはSLACKを利用しています。以前はCHATWORKを利用していましたが、エンジニア陣の熱い?暑い?要望により現在はSLACKを利用しています。
SLACKは2013年8月にリリースされたビジネス向けチャットツールです。こないだまでヘルプページなどはすべて英語しかありませんでしたが、ついに日本語版も出ましたので利用したい、と思う人も増えてくるんじゃないでしょうか?
でもいったいなにがすごいのか?
単なるチャットにとどまらず、API連携が豊富でカスタマイズの自由度がめっちゃ幅広いんです。メールと連携したり、他のツールと連携したり、Botを利用したり。あとビジネス向けではありつつサラッと絵文字が使えたりするのも受けている理由だと思います。直感的に使える優れたUIでこれからも日本市場で広がっていきそうです。
ZOHO
営業管理、CRMツールで圧倒的シェアを誇っているのはSalesforceであることは認識しています。でも高いんです。そんなにお金はもっていないけどエクセルやアクセスで顧客管理は難しい。エクセルなどにマクロでも組もうもんなら、その人がいなくなった途端に単なる表計算ソフトに。
そこでオススメなのがインドのZOHO。Salesforceのパクリではないかというほど高機能でカスタマイズ性が豊か。なのに安い。グラフィカルに表現もできるので営業の進捗管理にはもってこいです。
現在は請求書管理なんかもほぼすべてZOHOで管理しています。
intercom
当社はWEBサービスを展開していますが、そこで利用しているのがこのツール。顧客とのチャットでのやりとりの管理を中心に利用しています。お客様がWEBでどの画面を利用している最中の疑問・質問なのかなどがわかったりします。アプリにももちろん対応しており設置も簡単。一括のメール送信などもできるので、バージョンアップ情報はこのツールを通じても行っています。
こないだまではこちらもすべて英語しかありませんでしたが、こちらも日本語に対応しているようです。ただ、サポートはほとんど英語のようですが。便利なのでぜひ使ってみてください。
ほかにもさまざまなツールがうごめいていますが、よく利用している3点をピックアップしてみました。
将来経営者人材になりたい人のための転職ガイド。コンサル会社?ベンチャー?大企業?
将来どうなりたいかでもちろん選ぶ道は異なりますが、行く行くは経営者になりたいという人が選ぶべき選択肢を書いてみようと思う。あくまでも勝手な考えですが。
コンサルティング会社への転職
結論から言うと、個人的にはあまりおススメしません。
経営コンサルティングや企業再生、経営に近い立場で現場を見ることができることを理由にコンサルティング会社を志望する人は多い。フレームワークを駆使して、一縷のすきのない事業計画を立て、颯爽とプレゼンを行う。給料も高く、インテリ感ハンパなく、憧れの職業であることは間違いない。
表向きはめっちゃカッコいい。でも、実態というか当人たちから直接話を聞くと、睡眠時間とプライベートの時間を極限まで減らし、上司の手足となりギリギリまで酷使される。知能と体力と精神力、それに政治力を併せ持たないと長続きできない過酷な職場。
もちろんこれまで私が聞いた範囲に過ぎないので、偏った見方かもしれませんが。
おそらく日々の鍛練によって、論理力やフレームワークを使ったモノの見方、それにプレゼン能力はどこの会社にいるよりも身に付くと思う。しかし、経営者になるための思考や経験ができるかといえば、はなはだ疑問。
起業したい人にとっては種銭も貯まりそうなので否定はしませんが、コンサルティング会社での経験がイコール経営者といえるかというと難しいと思う。
ベンチャー企業への転職
ベンチャー企業への転職は、将来の上場など夢はあるがリスクも大きい。
経営者(創業者)の人物をどう見るか、見抜けるか、自身の眼力にかかっている。創業者の描く未来にジョインできるか、その未来を一緒に描き、創れる自信があるか、それこそが重要。
大企業に行くよりも、経済面や労働時間面では間違いなくベンチャーは劣る。
ベンチャーには人も不足しているし、仕組みも不足している。
大企業からベンチャーに転職すると、まっさきに「何もない」ことにびっくりすると思う。私自身の経験では、ベンチャーから一歩抜け出した企業に転職したことがあるが、それでもなお仕組みがなかった。
人事、経理、総務、営業、ほんとなにもない。大企業からの転職者は、その仕組みを知っていることは強み。学生からベンチャーを立ち上げた人なんて、大企業がどんなサポートをしているのかなんて知らないと思うし。
ベンチャーに入るには、まず勇気が必要。そして覚悟も。
そこで参謀として活躍できるのであれば、大きな飛躍のチャンスがあると思う。
経営者になりたいのであれば創業社長の参謀として新規事業を立上げるチャンスがある企業に行くのがいいと思う。どんな風に、企業の文化を作り、事業のネタを仕込み、資金を調達し、人を採用し、事業を作っていくか、それを見ることができるのこときっと財産になる。それに投資家や銀行に対する顔と、社内に対する顔の使い方についても学べると思います。
大企業への転職
経営者になりたいのであればおススメしません。
大企業は、まだまだプロパー社員を優遇している企業も多い。なので大企業に行くのであれば、ちゃんと転職者が日の目を見ているかを確認する必要があります。大企業は仕組みが出来上がっており、政治の壁も厚く、自由が利きにくい。また役割が分割されていて、全体像を把握するのに時間がかかってしまうことがしばしばだ。経験を積むのに非常に時間がかかる。
ただ給与、福利厚生は抜群にいい。銀行からのうけもいい、だから住宅ローンは必ず通る。自分ひとりの成績が振るわなくても、会社の行く末には問題はない。寄生虫のようにうまい汁だけを吸い続けるものもいる。
経営者を目指すのであれば大企業はかなり遠回り。
経営者になりたいのであれば、できるだけ若くから創業社長のそばで、経営のイロハを学び、会社のつくり方を学んだほうがいいのではないかと思う。そこに自分のやりたいものを乗せて形にしていくのが良いのではと考えています。
くじけそうなとき、やる気を奮い立たせたいときにおススメの映画 ”Field of Dreams"
今日15年ぶりぐらいにケビン・コスナーの「Field of Dreams」を見ました。これまで何度か見たはずなのですが、この15年で自分の置かれた環境も大きく変わったためか、ココロにぐいぐい突き刺さりました。
小説では、たとえば夏目漱石の小説では学生のころに読んだ印象と歳を重ねてから読んだ印象とが大きく違い、ココロに突き刺さるような想いをしたことがあったのですが、映画では同じような感想を持ったことは今までありませんでした。だけどこれは違いました。15年前に比べて英語力が上がったのも一因かも。
この映画でホントに素晴らしいのは、主人公の奥さん。素敵すぎます。
If you build it, he will come!
それを作ったら、彼がくるぞ。という謎の声がどこからともなく聞こえて、36歳になる主人公レイ・キンセラはトウモロコシ畑をつぶして野球場を作りたいと奥さんに言います。
Do you think I am crazy? オレってヘンかな?
Yes, but I also think if you really feel you should do this, you shoud do it.
もちろん。だけど、もし本気でやりたりんなら、やるべきよ!
こんな変な提案をして、you should do it. なんて言ってくれる奥さんサイコー。素敵です。起業家はこんな奥さんを見つけるべし。
主人公の父親は、野球を若いころにあきらめその夢を息子に託したけれど、息子は野球が重荷になって家出してしまう。主人公が見ていた父親は、歳に負けて、自分のやりたいことから目を逸らし、何の冒険もしなかった、と映っていた。「僕はそうなるのが怖い」破産寸前になっても夢を追いかける姿がカッコいいです。
主人公レイ・キンセラは36歳。15年前に見たときには、自分は彼よりも年下で、結婚もしてなかったし、子供ももちろんいなかった。父もまだ働いていたし。15年で環境が大きく変わったなぁ。だからこそ見る印象がずいぶん違ったように思う。
グラハムの話もココロにグサッと刺さった。
メジャーリーグで試合に出たのがわずか5分。しかも守備だけで結局ボールは飛んでこず。そんなグラハムのエピソード。
夢が叶うまであとこれだけ。だが、夢は肩をかすめて歩み去ってしまった。
人生の節目となる瞬間は自分ではそれとはわからない。「また機会がある」と思ったが、実際にはそれが最初で最後だった。
野球をあきらめ、医者へと転身した年老いたグラハム。彼の望みは、一度でいいからメジャーリーグの打席に立つこと。夢は目と鼻の先にせまりながら、その夢ははかなく消えた。いつか来ると思ったその機会は、もう二度と来ることはなかった。
人生ってそんなもんなんだろうな。
つぎの機会にかけるんじゃなくて、たった一度の機会を逃さないようにしないと。
ディクテーションに最適な教材
この映画の登場人物、みんな発音がクリアでとっても聞き取りやすい。ディクテーションにはもってこいです。印象深いシーンは、発言をメモしながら何度か巻き戻しながら書き取りしてみました。
最後のシーンで親子でキャッチボールするシーンも印象的でした。※ここのディクテーションがうまくできませんでした。誰か教えてください・・
Hay, dad!
Gonna I have catch?
I'd like that.
父さん!
キャッチボールしない?
もちろん。
たいしたセリフじゃないんですが、なにげない日常会話は難しいですね。。。
Go the Distance! やりとげろ!
この言葉もココロに染み渡りました。
いい映画でした。
拡張現実(AR)の世界の到来にワクワクどきどき。これからきっと来ます。
ひさしぶりにめっちゃワクワクすることに出会いました。
拡張現実。聞いたことありますか?
Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)、通称AR。
Wikipediaによると、「拡張現実とはバーチャルリアリティ(VR)の変種であり、その時周囲を取り巻く現実環境に情報を付加・削除・強調・減衰させ、文字通り人間から見た現実世界を拡張するものを指す」とのことです。
私も言葉だけは聞いたことはあったんですが、その利用イメージを見て感動。めっちゃ感動。すごい。
その映像がこちら↓
そうです。ポケモンの新しい形です。
これこそ拡張現実の世界ではないですか!!
普段はゲームをほとんどしないので、ポケモンもほっとんどしたことないのですが、これは純粋に面白そうと思いました。画像を見てワクワクしてしまいました。
これまでゲームといえば、テレビ画面に向かったり、小さなゲーム機とにらめっこしたり、外で遊ぶの対義語のような存在でした。しかし、スマホの広がりが、この拡張現実の世界を現実のものとしました。
さすが任天堂。ケータイゲーム市場に参入するとは言いながらも、なんだかパッとしないなぁ、と思いきや。これは来る。絶対来る。新しいゲームの形ができるに違いない。Wiiのときにも新しいゲームの世界を作ったけど、今度はきっと拡張現実が中心になるだろう。
この画像を見るだけで、7つのドラゴンボールを探す旅だったり、リアル宝探しゲームだったり、現代版オリエンテーリングなどいろんなゲームの形が頭をよぎりました。この技術を使ったら町おこしイベントなんかもできる。
↑こんなイベントも拡張現実を使えばもっと面白くなりそう。
これから来そうな拡張現実。勉強ついでにいろいろ調べてみました。
拡張現実(AR) 面白いです。これからきっと来ます。自分だったらこの技術をどう使うだろう。こんどチームでディスカッションしてみよう。
FinTech(フィンテック)な未来の話。
今日書く話はあくまでも架空の話。FinTech(フィンテック)が発展すると実現するだろうな、という未来の話。
20XX年 とある国において紙幣および硬貨の発行が廃止された。
財務状況が著しく悪化したために自国の通貨が大きく価値を失ったことが原因だ。もちろん通貨が廃止されるに至っても経済活動が停止されるわけではない。
多くの国民が利用しているのは、外貨ではなく電子通貨だ。
世界で流通する電子通貨は、およそ3社に限られている。2000年代初頭に力をつけたIT企業、AP、AMそしてGGだ。
最近になってその3社は企業の枠を越え、国家になることを表明した。そうして仮想国家が誕生した。仮想国家は、以前から流通していた電子通貨を自国の通貨とすることにした。
ビットコインなどで流通していた電子通貨が力をつけたのは、当該3社が後ろ盾になったころからだ。
もちろん今では当電子通貨と有力国の通貨とは、為替でやりとりされている。といっても、国をまたいでも電子通貨は一定の価値を持っているため両替を選択する人はほとんどいなくなっている。
仮想国家は広く国民を募集した。住む場所に囚われず、宗教を選ぶように自分の属する国を選べるようになった。企業も本社をこの仮想国家に置き、当該国家で認められた会計基準で報告するようになった。もちろん納税は、これら仮想国家に対してだ。
住んでいる場所、話す言葉は以前のままだが、属する国は、仮想国家。おもに使っている通貨は、電子通貨。納税も仮想国家に、電子通貨を通じて。
なんて、こんな未来が来るのかな?
といっても、給料日に封筒でお金をもらっている人は皆無なはず。
電車に乗るときには、電子マネーを使い、オンラインショッピングではクレジットカードやPaypalを利用。実店舗でもクレジットカードを使うような人にとって、現金を見る機会は少なくなっているはず。高速道路だってETCだしね。
まだまだ後ろ盾のないビットコインは信頼性がありませんが、ここに挙げた3社のような企業が本腰を入れれば一気に流通するに違いない。
それに企業に関しては、登記する場所だけの問題なので、すぐにこんなことが起こることが起こりうるかも。外資系企業ではなく仮想系企業?
と、今日はFinTech(フィンテック)の未来形を書いてみました。たまにはこんな日もありかな?
起業のための資金調達ってどんな手段があるんだろう?
最近、20代半ばの経営者とよくお会いします。若くして事業を立ち上げるなんてすごい、どうやって資金調達したんでしょうか。今日は起業のための資金調達方法を書きたいと思います。
自己資金
自分の手持ちのお金。タネ銭を貯めて独立パターン。返済も不要なので一番お手軽ですね。しかし、お金を貯めるのには時間がかかります。しかもそれほど貯められません。
数百万から1~2千万円程度が関の山でしょうか。
自己資金が尽きないうちに、売上が立って事業が回り始めたらいいですが、うまくいかなかったときには無一文になります。危険極まりません。
ただ、金利もつかないし誰(家族以外)にも文句を言われないお金なので気兼ねなく使うことはできます。
知人や親、親戚からの借入
なかなか貸してくれるとも思えませんが、頼んでみるのはありだと思います。金利の発生がないことと支払期日がフレキシブルなことはメリット大です。
しかし、知人や親、親戚は、ほとんどの場合起業には反対を表明してくると思います。彼らを説得できるのであれば、その他の借入も結構スムーズにいくのではないでしょうか。
銀行借入
審査には企業の設立年数なども入ってきますので初めて起業する人には、特に都銀は冷たいです。よっぽどの担保を差し入れないと貸してくれないと思っておいたほうがいいでしょう。金利を払う必要があり、なおかつ支払期日にしっかり返し続ける必要があります。緊張感たっぷりですね。支払不履行に対してもかなり厳しく対応されます。
もちろん断られて当然という気持ちで都銀から攻めてみるのはありだと思います。自分の事業計画の甘さなども知れると思います。
また、事業がそれなりに回るようになってきたら、信用金庫あたりから一定額を借入するようにするのがいいと思います。
個人融資(キャッシング・消費者金融など)
起業する前、サラリーマン時代に持てるだけクレジットを作っておけとは、よく聞く話です。とにかく手軽。50万程度であれば、無担保でATMがありさえすればすぐに融資を受けることが可能です。
ただし、銀行融資に比べ、金利が高いです。数日だけのつなぎ融資なのであれば、金利も少なくて済みます。しかし、慢性的に借りることはおススメしません。やはり金利負担が大きいからです。すぐに自転車操業に陥ってしまいがちです。
補助金・助成金
事業を開始するのであれば、補助金や助成金は積極的に活用しましょう。
まずは、知らないことには始まらないので、中小企業庁が運営するミラサポには会員登録しておきましょう。
また、自分が住所を置く自治体のホームページはしっかり確認しましょう。創業融資などの補助金や助成金制度がいろいろあったりします。
返済不要のものもありますのでダメもとでも申請しましょう。
日本政策金融公庫
日本政策金融公庫には、国民生活事業と中小企業事業があります。創業希望者は国民生活事業の「新創業融資制度」に申し込みできます。上限は1,000万円で金利は1.25%~3.00%。設備資金ならば原則15年以内、運転資金ならば5年以内の返済が目安です。
非常に低利で、無担保無保証で創業者でも借りられるのは魅力です。
個人投資家(エンジェル)
日本でも最近聞くようになった通称「エンジェル」です。エンジェルは実際に起業を経験し、成功した人たちであることが多いです。身近にエンジェルがいるのであれば、事業計画を持って相談してみましょう。いろいろアドバイスもくれます。
しかし、なかなかそんな人にめぐりあうことなんてできないですよね。
起業家仲間、先輩らから話しを聞いているうちに巡り会えたりします。私の知る若い起業家たちはたいていエンジェルから資金調達をしています。
ベンチャーキャピタル
IPOを目指すような起業なのであればベンチャーキャピタルからの資金調達もありです。ですが、経営権をしっかり確保しておく必要はあります。
ベンチャーキャピタルはIPOが前提ですので経営に口出しは当たり前です。
過半数の株を持たれてしまえばいつ首を切られてもおかしくありません。しっかり対峙できる精神力も必要だと思います。
資金調達っていろんな手段があるんですね。それぞれのメリット・デメリットをおさえて最適な資金調達手段を考えましょう!
ブラック企業と呼ばれている企業はホントにブラックなのか?
最近ブラック企業という言葉が横行しすぎているように思う。少しでも職場環境が悪ければブラック企業なのか?
すべての行為を擁護するわけではないが、なにか問題が起こるとひとくくりに「ブラック企業」で片を付けてしまう風潮には納得がいかない。
- 早朝から出勤して終電まで働くことが当たり前。しかも残業代ももらえない。
- 時間外勤務が許されていない。規定の時間を越えて働いているけど。
- 離職率がハンパない。とにかく新規採用して大量離職が続く。人を育てる仕組みがない。
- 給料がなかなか上がらない。パワハラがあたり前、契約が取れないと会社にも帰りづらい。
ブラック企業の特徴らしいものを列挙してみた。これらは、たしかにブラック企業なのかもしれない。
東証一部上場企業で働いた経験も、新興企業で働いた経験の両方を持っているが、どちらの企業も上記はかなり当てはまる。
だからと言ってブラック企業かと言われるとそうでもないと思う。たしかにおかしいと思うことがまったくないわけではない。
どんな会社だって、生き残るためには必至だ。すべての社員に優しくもできないと思う。とくに伸び盛りの会社には、社員を育てる余裕がない。育てる余裕がないから、大量に採用して、できる奴を擁護していく。できない奴(なじめない奴)は辞めていく。
でも、入社する側だって、そこに厳しい社会があることは少しぐらいは認識が持てるはずだ。生き残れかもしれない。それは会社だって同じ。甘えなんて許されない。
生き残れずにドロップアウトした社員は、「ブラック企業」と叫ぶ。
そういう奴を擁護する奴らも同調してしまう。たしかに企業側にもまったく非がないわけでもない。そうするとマスコミが叩く。ホコリはあるさ。どんな会社にだって。
この循環が世の中を良くするようには思えない。弱体化させているだけじゃないのか?
ブラック企業と叫ぶ人たちはどんな企業に入ることが理想なんだろう?
お行儀が良く、残業なんてない。しかもお給料も高い。みんな優しくて、人を育てることに一生懸命?
そんな企業あったっけ?あるかもしれない。けどマレだ。まだ出会ったことがない。世界が狭いって言われそうだけど。
多くの企業は日々必至に戦っている。甘さに浸ってしまうと戦いに勝てなくなる。大企業だって安泰の時代じゃない。甘えなんて許されない。
そんなことはわかっているはずなのに、日本社会はフクロ叩きが大好き。
完全にイジメ。
マスコミが率先してイジメをやっちゃうんだもん。学校でイジメがなくならないはずはない。
他人に興味関心を持つ前に自分のことをしっかり考えたら?
文句や愚痴を他人にふりまく時間があるんだったら、違うこと考えたら?
他人や会社の考えは変えられない。
変えられるのは自分の思考と行動だけ。
他人イジメはやめようぜ。