社内起業家倶楽部

独立起業する前にイントレプレナーとしてまずは社内で起業しよう。

オペレーションとイノベーション。既存事業と新規事業との違い。

社内起業を立ち上げようとプロジェクトを初めても、普段仕事をしていると忙しさに忙殺されて優先順位が下がりがちだ。日時を固定させて「参加必須」にしても、緊急事態が発生したり、アポイントがかぶったりして参加者がポロポロ抜けてしまうことも度々ある。勢いがあるのは、初期段階のアイデア出しぐらいで、手間がかかるフェーズに移ってくるとプロジェクトを抜けたがるものも増えてくる。だからといって、新規事業立上げ以外のタスクを全部剥がし、この社内起業プロジェクトに工数の全量を注ぐことが良いかといえばそれも違う。ある程度稼げるめどがつくまではタスクオンの形でプロジェクトを進めるほうが良い。なぜなら、既存事業と並行で進む会社にとって新規事業は目先の利益を食いつぶす邪魔な存在にも映るからだ。

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成功要因の違い:オペレーションVSイノベーション

既存事業は、着実にオペレーションを回すると稼ぐことができる。既存事業には、すでに実行部隊が明確になっており見込の費用や利益も定まっている。反面、新規事業イノベーションで、稼げる事業に育つまで1勝9敗とも言われる。どんなに人と時間と金をつぎ込んだとしても成功する確率は大きく変わらない。
新規事業が育つまでは、既存事業に養ってもらわなければならない。言うなれば大人と子供の関係だ。
大人は子供を育てる必要があるし、子供は大人に守られているうちに、しっかりと学び、成長し、稼げるようにならなければならない。
いつしか大人は老人となり稼げなくなる日が来る。そのときのためにも子供は成長しなければならない。

 

イノベーションの成功要因は「ビジョンと創造」
オペレーションの成功要因は「ルールと管理」

 

「新事業は、そもそも「何をやるか」が決まっていない。就業時間などの人事的なルールはともかく、業務内容をルールとして決めることはできない。その新事業を動かす規範は、実現をめざす「ビジョン」だ。トップの指示を待っていては、組織全体が何も動かなくなる。メンバーが知恵とアイデアを出す「創造」を通じて、お互い協力してビジョンを目指して動く。

- 新事業開発スタートブックより抜粋 -

 

既存事業と新規事業とでは、仕事の進め方や成功の要因が大きく異なる。当事者たちは頭では分かっていても、心で理解できないケースが多い。組織を動かす立場の人にとっては目標設定の方法など新規事業がしっかりと育つように取り組まなければならない。